DIY
2016年 01月 28日
2連休を利用して「カホン」を作ってみました!
骨壺を入れる箱じゃないですよ。
角度を変えるとほら!
・・・巣箱にしか見えない?
どうせ作るなら子供も叩けるようにと縦横30cmの正方形にしたので余計に木箱にしか見えないかもですね^^;
ちなみにとてもシンプルな構造のカホンですが、不器用かつ計算が苦手な俺がアドリブで作れるわけがありません。
という訳で、http://hirotaguchi.net/product/cajon/←のサイトさんのレシピを参考にさせて頂きました!
この記事を見て万が一「自分もやってみよう」と思い立った方がいらっしゃったら困るので、体験を踏まえて補足的にアドバイスやらなんやらをさせて頂きますので、もし作る際には参考にしてみてください。
〇注意点
・工具に関しては、ほとんど100円ショップで手に入るものばかりだと思いますが、やはり工具は値段相応なので、出来ることならそこそこのものを使用した方が失敗はないと思います(ドライバーとかは簡単にネジ山なめちゃいますからね)。
・「MDFボード」に関しては、自分が行ったホームセンターに手頃なサイズのものが売っていなかった為、結果自分が作ったものは「オールシナベニヤ」になってしまいました。なので、MDFボードを使用した場合との加工のし易さとか音の違いとかは解りません。ただ工作レベルで言うのならば、別にオールシナベニヤ製でも特別ダメな音はしてないと思います。
・キリは本当にあったほうがいいと思いました。ねじ止めの失敗が劇的に減ると思います。
・木材のサイズは参考にしたレシピとは大きさが違う&設計上で致命的なミスをしてしまった為(後ほど説明します)あえて今回は表記していません(とりあえず300mmの正立方体を作りました)。
ちなみに、ホームセンターで木材加工をしてもらう際に注意しなくてはいけないのは、切断機器の構造上切断面が木くずになってしまい1~2mm程どうしても削れてしまうそうです。
なので、600mmの木材を半分にしても300mmになるわけではなく、298~299mmになってしまうそうです(元々300mmで売ってる木材と合わせてもピッタリにならないので注意です)。
・製作費はなんだかんだで足りなかった工具代も含めて総額4kくらいかかってますが、もう一個作ると思えば次回は材料費だけで済むので(スナッピーも半分余りますしね)、節約すれば一つ2kくらいで作れるのも大変リーズナブルで学校の自由研究にもおススメです(笑)。
・現状ニスは塗っておりません。ナチュラルウッドな感じで一見肌触りはよく感るかもしれませんが、やはり素手で叩くものなので、打面にだけでもちゃんと塗った方が手へのダメージは軽減されると思います(なんだかんだでシナベニヤはザラザラしてるので)。
〇失敗&反省点
・まず最も致命的な失敗点は、本来打面が300mm×300mmになるはずだったのですが、上面と底面の板が300mm×300mmになってしまうという設計をしてしまいました。その為、打面のネジ止めが設計図通り出来ずに一部ボンド頼みになってしまうという作りになってしまいました。
この寸法の計算はカホンの構造上非常に大切な部分なので、設計の際には十分にお気を付けください;;
・サウンドホールの穴を開ける際に内側の面になる方から穴を開けてしまった為、外側(見える側)の表面が所々剥がれてしまいました。なので、外面から穴を開けたほうがきれいに出来ると思います。
・スナッピーの取り付ける場所は最も肝だと思います。
写真はサウンドホールから内部を覗いたものですが、悩んだ挙句今回は素直にレシピ通りこのように取り付けてみました。しかし、当然ながらこのようにスナッピーが付いている市販のカホンは今までに見たことがありません。
要するに、スナッピーによるバズ音のバランスがこれでは当然左寄りになってしまい、見た目通り右側は弱くなってしまいました(自分は基本右手でアクセントを取る叩き方をするので、余計気になってしまいました)。
なので、次回また作成する時にはしっかり考えて自分なりにアレンジしてやってみようと思っております。
〇まとめ
さて、冒頭でカホンは単純な作りと言いましたが、市販されている製品のほとんどは当然これとは比べ物にならないほど緻密な計算がなされており、精密かつ複雑に組み上げられています。
当然それらとは違って大変シンプルな作りになっておりますが、手軽に世界に一つだけの楽器を作れると思えば非常に楽しく面白い日曜大工でした。
ちなみに自分は家族の助けを借りながら作業をしたのでさほど苦労はありませんでしたが、完全に一人で作るとなると組み上げとか加工の部分で少し苦労するところがあるかもしれません。
さて、最後に市販の子供用のカホンを色々と眺めていて一番いいなと思ったのが、この正方形の形状でした。
それを目指して作ったはいいものの、うちの子供にはまだ足が届きませんでした^^;
とりあえず完成したのを叩いてもらいましたが、ポンポンと数回たたいて「うん、いい音」と言ってアンパンマンのカラーパッドプラスを始めてしまいました。
本当に作って良かったです^^
骨壺を入れる箱じゃないですよ。
角度を変えるとほら!
・・・巣箱にしか見えない?
どうせ作るなら子供も叩けるようにと縦横30cmの正方形にしたので余計に木箱にしか見えないかもですね^^;
ちなみにとてもシンプルな構造のカホンですが、不器用かつ計算が苦手な俺がアドリブで作れるわけがありません。
という訳で、http://hirotaguchi.net/product/cajon/←のサイトさんのレシピを参考にさせて頂きました!
この記事を見て万が一「自分もやってみよう」と思い立った方がいらっしゃったら困るので、体験を踏まえて補足的にアドバイスやらなんやらをさせて頂きますので、もし作る際には参考にしてみてください。
〇注意点
・工具に関しては、ほとんど100円ショップで手に入るものばかりだと思いますが、やはり工具は値段相応なので、出来ることならそこそこのものを使用した方が失敗はないと思います(ドライバーとかは簡単にネジ山なめちゃいますからね)。
・「MDFボード」に関しては、自分が行ったホームセンターに手頃なサイズのものが売っていなかった為、結果自分が作ったものは「オールシナベニヤ」になってしまいました。なので、MDFボードを使用した場合との加工のし易さとか音の違いとかは解りません。ただ工作レベルで言うのならば、別にオールシナベニヤ製でも特別ダメな音はしてないと思います。
・キリは本当にあったほうがいいと思いました。ねじ止めの失敗が劇的に減ると思います。
・木材のサイズは参考にしたレシピとは大きさが違う&設計上で致命的なミスをしてしまった為(後ほど説明します)あえて今回は表記していません(とりあえず300mmの正立方体を作りました)。
ちなみに、ホームセンターで木材加工をしてもらう際に注意しなくてはいけないのは、切断機器の構造上切断面が木くずになってしまい1~2mm程どうしても削れてしまうそうです。
なので、600mmの木材を半分にしても300mmになるわけではなく、298~299mmになってしまうそうです(元々300mmで売ってる木材と合わせてもピッタリにならないので注意です)。
・製作費はなんだかんだで足りなかった工具代も含めて総額4kくらいかかってますが、もう一個作ると思えば次回は材料費だけで済むので(スナッピーも半分余りますしね)、節約すれば一つ2kくらいで作れるのも大変リーズナブルで学校の自由研究にもおススメです(笑)。
・現状ニスは塗っておりません。ナチュラルウッドな感じで一見肌触りはよく感るかもしれませんが、やはり素手で叩くものなので、打面にだけでもちゃんと塗った方が手へのダメージは軽減されると思います(なんだかんだでシナベニヤはザラザラしてるので)。
〇失敗&反省点
・まず最も致命的な失敗点は、本来打面が300mm×300mmになるはずだったのですが、上面と底面の板が300mm×300mmになってしまうという設計をしてしまいました。その為、打面のネジ止めが設計図通り出来ずに一部ボンド頼みになってしまうという作りになってしまいました。
この寸法の計算はカホンの構造上非常に大切な部分なので、設計の際には十分にお気を付けください;;
・サウンドホールの穴を開ける際に内側の面になる方から穴を開けてしまった為、外側(見える側)の表面が所々剥がれてしまいました。なので、外面から穴を開けたほうがきれいに出来ると思います。
・スナッピーの取り付ける場所は最も肝だと思います。
写真はサウンドホールから内部を覗いたものですが、悩んだ挙句今回は素直にレシピ通りこのように取り付けてみました。しかし、当然ながらこのようにスナッピーが付いている市販のカホンは今までに見たことがありません。
要するに、スナッピーによるバズ音のバランスがこれでは当然左寄りになってしまい、見た目通り右側は弱くなってしまいました(自分は基本右手でアクセントを取る叩き方をするので、余計気になってしまいました)。
なので、次回また作成する時にはしっかり考えて自分なりにアレンジしてやってみようと思っております。
〇まとめ
さて、冒頭でカホンは単純な作りと言いましたが、市販されている製品のほとんどは当然これとは比べ物にならないほど緻密な計算がなされており、精密かつ複雑に組み上げられています。
当然それらとは違って大変シンプルな作りになっておりますが、手軽に世界に一つだけの楽器を作れると思えば非常に楽しく面白い日曜大工でした。
ちなみに自分は家族の助けを借りながら作業をしたのでさほど苦労はありませんでしたが、完全に一人で作るとなると組み上げとか加工の部分で少し苦労するところがあるかもしれません。
さて、最後に市販の子供用のカホンを色々と眺めていて一番いいなと思ったのが、この正方形の形状でした。
それを目指して作ったはいいものの、うちの子供にはまだ足が届きませんでした^^;
とりあえず完成したのを叩いてもらいましたが、ポンポンと数回たたいて「うん、いい音」と言ってアンパンマンのカラーパッドプラスを始めてしまいました。
本当に作って良かったです^^
by djfax
| 2016-01-28 03:37
| 音楽関係
|
Trackback
|
Comments(0)