卒業
2018年 01月 15日
「BiS」のリーダーにして象徴ともいうべき存在である「プー・ルイ」が「BiS」を卒業してしまう衝撃。
慌ててラストステージとなる両国国技館のチケットを取ろうとしたら、なんとあっさり取れてしまいました。
・・・卒業するわけだ。
さて、何のこっちゃという方に少しだけ解説。
間違いなく言えるのは「プー・ルイ」がいなければ「BiS」は存在しなかったし、「BiS」がいなければ最近妻がファンクラブにまで入ってチケットを取ろうとしている「BiSH」は間違いなく存在しませんでした。
彼女の今後の活動は不明ですが、とりあえず「引退」という表記ではないのが唯一の救いかなと。
楽曲の良さを無意味にするかのような他のメンバーの低い歌唱力が外す軌道をどの角度からでも修正できるほどの存在感、安定感が「プー・ルイ」の声にはありました。
そんな天性の声を持つ「プー・ルイ」が抜けてしまったら最早現「BiS」には誰の声に心を落ち着かせれば良いのかくらいの不安しか生まれません。
まぁ絶対的エースと称された「前田敦子」を失った「AKB48」も未だに存在するんだから可能性はいくらでもあるのかもしれませんが(ぶっちゃけ今にも乃木坂と欅坂に追いやられそうですが)、とりあえず「BiS」及び「プー・ルイ」をご存じない方。
はてまたアイドルそのものに興味のない方や毛嫌いされてる方。
是非便利な世の中なのでひとつ検索してみてください。
自分も「ロック」だけを信じて青春時代を生きてきたつもりでしたが、彼女たちの生きざまの方がよっぽど「ロック」でしたので。
とはいえ、何をもってして「ロック」なのかという定義は解りませんが、個人的には「普通じゃない」事象はすべて「ロック」だと思ってます。
「マジ卍」くらい曖昧な定義ですが、BiSの歩んできた歴史は最早罰ゲームの連続ともいうべきレベルのものばかり。
横浜アリーナでの解散ライブ(持ち歌48曲全てを休憩時間3分のみでパフォーマンスし続けた)の前日からAV監督に密着されながらほとんどのメンバーがハメ録りを狙われて徹夜をさせられてしまうというロック。
これだけでも普通のアイドルの定義を覆すには十分なエピソードだと思います(興味のある方は是非「完全版BiSキャノンボール2014」と「BiS解散ライブ「BISなりの武道館」@横浜アリーナ」を併せてご覧ください)。
そんな普通じゃないアイドル「BiS」のリーダー「プー・ルイ」の卒業。
決して楽しみじゃないけど、めちゃくちゃ楽しみなのです。
これも、これからも、全て「渡辺淳之介」の手のひらの上で転がされ続けていくだけなのですが・・・。
by djfax
| 2018-01-15 04:46
| 音楽関係
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